髪の毛を綺麗に保つ効果的な方法を君は知っているか

美しく健康的な髪の毛はどんな時でも保っていたいですよね。若いときは良かったけど年齢を重ねるごとにどんどん気になってきます。髪の毛をケアする製品もあるのでそういうのを買って試したりしたことも多々あるのではないでしょうか。

でも正直なところ何が髪に良いのかわからないし本当に効果があるのかってわからなくないですか・・・。使うなら本当に効果があるものを使いたいです。

この記事では美しい髪を保つために何をすればいいのかを確かめていきたいと思う。

髪は歳を重ねると変わっていく

当然のことだけど、髪の毛も肌と同じように年齢を重ねることによって構造や物性が変わってきます。昔は触ってしなやかだった感触も損なわれ美しさも消えていってしまいます。これは避けたいから髪のケアをするんですよね。

洗髪・加齢により髪の美しさが損なわれる

普段何気なくやっている洗髪だけど洗髪によってメラニンが流出し髪の色がくすむといったことが起きるらしい。それとハリコシにはKAP5というキューティクルに発現するものが関係しているということだ。

洗髪により毛髪からメラニンが流出すると髪の色がくすみ、美しさが損なわれること、加齢によるハリコシ低下の原因にはキューティクルに発現するケラチン関連タンパク(KAP5)が関与していることを明らかにした。

毛髪を美しく健康的にするヘアケア技術

毎日髪を洗っているけど、その洗髪によってメラニンが流出して髪がくすんでしまう・・・そして加齢によるハリコシ低下の原因にはKAP5というものが関係している。メラニンの流出とケラチン関連タンパクに関して知っていけば、髪の美しさを保つのにもつながりそうですね。

ダメージのある毛髪はメラニンが流出しやすい

ダメージの受けている毛髪はあまり良くないっていうのは何と無く分かりますよね。実際それを検証した実験があるんだけど、ダメージを受けている髪はメラニンの流出が凄い。このグラフは健常な毛髪とダメージ毛髪のメラニン流出量を比べた時のグラフ。

実験ではそれぞれの毛髪をシャンプーに30分間浸漬したもので、溶液中に流出してきたメラニン量を測ったもの。ダメージ毛髪のメラニン流出量はすごいですね。健常毛髪はほとんど流出していないのにその何十倍もダメージを受けている髪は流出しています。

さっき書いたけど、メラニンの流出は髪のくすみにつながって美しさが損なわれるからこれはもうダメージを髪に与えることなんてしたくはないね。

また、髪の毛の彩度の低下なんかにも関係してくる。ダメージ毛髪をシャンプー溶液に浸漬させ、毛髪の外観を比較したところ、シャンプー溶液に浸漬した毛髪は髪の色が明るくなるのと同時に髪の彩度が低下してくすんだ色になることが確認されたという。

ちなみにブリーチ処理では髪の色は明るくなったけど、彩度の変化は観察されなかったということです。なんだか不思議ですね。グラフ見たけど確かにほとんど違いないです。

メラニンの流出を防ぐ

上で少し見てみたけど、メラニンの流出が起こるため、髪色がくすみ美しさも損なわれる。ということはメラニンの流出を抑えることができれば髪の美しさも保つことができるのではないだろうか。

これに関して様々なpHのシャンプー溶液を使った実験がある。pHはアルカリ性の強さを示す値ですね。シャンプーによってもそれらの値が異なってきます。結果がこれだ。

pHの高いシャンプーはメラニンの流出量も多いですね。この結果はpHの高いシャンプーは使わない方が良いと言っていいかもしれない。今後シャンプーを買うときにはそのシャンプーのpHがどの程度か知っておいたほうが良さそう。

ポリクオタニウム-11にメラニンの流出抑制効果

メラニンの流出が髪によくないことはわかった。でも自分たちの髪にもそのメラニンの流出を防いでくれる成分があるらしい。

われわれは毛髪の表面をコーティングする成分に高いメラニン流出抑制効果があると考え、高分子ポリマーを検討した。その結果、ポリクオタニウム-11に高いメラニンの流出抑制効果があることを見出した

ポリクオタニウム-11という成分がメラニンの流出を防いでくれているみたいです。ポリクオタニウム-11が配合されているシャンプーなら少しは好感持てそうですね。

KAP5遺伝子の発現量を高めることが毛髪のハリコシを高める

髪の毛のハリコシっていう言葉はよく聞くけど、そのハリコシがどういったものから成り立っているか知っているだろうか。毛髪はケラチン関連タンパク(KAP5)というものから構成されているという。そしてハリコシにはこれが大事なんだ。

KAP5遺伝子の発現量が多いほどハリコシのある毛髪であることが明らかとなった

毛髪を美しく健康的にするヘアケア技術

毛髪のハリコシを高めることはダメージケアの点からも有効であることが考えられるということなので、ハリコシを高めることは大切ですね。そして、そのハリコシを高めるためにはKAP5遺伝子が大事だと。

KAP5遺伝子を高めるには

KAP5というものが髪のハリコシに大切なのはよくわかったけど、それをどうやって高めていけばいいのだろうか。

KAP5遺伝子の発現量を高めることが、毛髪のハリコシを高めダメージに強い髪を育てるのに重要であることが明らかとなった。そこで、KAP5遺伝子の発現を上昇させる薬剤のスクリーニングを行なった。その結果、オノニスエキスやアミノ酸の誘導体にKAP5遺伝子の発現を高める効果があることを見出した。

これらの物質を使用することでKAP5の産生を促進し、ハリコシを高め、ダメージに強い髪の毛を育てることが可能と考えられる

毛髪を美しく健康的にするヘアケア技術

オノニスエキスとアミノ酸の誘導体が大事だということですね。それらを使用することでKAP5の産生を促進してハリコシを高めることが期待できる。

美しい髪を保つには

今まで見たきたことをまとめよう。髪の毛はメラニンが流出すると髪がくすみ美しさが損なわれていく。そのメラニンの流出を抑えてくれるものにはポリクオタニウム-11という成分が大事。そして髪の毛のハリコシだけど、これはKAP5遺伝子の発現量が多いほどハリコシがある毛髪であることがわかった。

そのKAP5遺伝子の高める期待のできるものはオノニスエキスアミノ酸誘導体を使用すること。まとめるとこんな感じですかね。

  • ブリーチをしない・・・ダメージのある髪のメラニンの流出が激しいため
  • pHの高いシャンプーを使わない・・・pHが高いほどメラニンの流出がある
  • ポリクオタニウム-11・オノニスエキス・アミノ酸の誘導体を使う・・・ポリクオタニウム-11にはメラニンの流出抑制効果がある。オノニスエキス・アミノ酸の誘導体にはKAP遺伝子の発現性を高める効果がある

これらの要素を全て含んだシャンプー等を使うのが良さそうです。ただ、調べた感じ全てに合致するものはなかなか見つからないですね・・・シャンプーは世にたくさん出ているので、色々成分表なんかから上に書いたものが入っているか見てみると良さそうです。

資生堂のものはポリクオタニウム-11・オノニスエキス入りのが多いのかな・・・?シャンプーとかトリートメントとかヘアケア製品色々調べてみてほしいです。

今回みてみた毛髪を美しく健康的にするヘアケア技術っていう論文は割と読みやすいと思うからもっと詳しくヘアケアについて知りたいっていう人は見てみるといいですよ。