タバコに害がない?そんなわけないだろう

タバコと聞くと嫌なイメージを持つ人も多いでしょう。ニコチン・中毒・受動喫煙・・・パッと思い浮かべるだけでマイナスな言葉が浮かんできます。それだけ自分の中にはタバコが悪いものだという認識が植えつけられているようです。

だけど、どれぐらい悪いんだろうか。タバコが体に悪いっていうことは今まで習ってきたけど、先生や世間の言葉を鵜呑みにするだけで本当のところはなんとも言えない。

だからこの記事ではタバコについてちょっと調べていこうと思う。まあ、やっぱりタバコはやめた方が良いっていう結論になるんだろうな。

タバコの害にはどんなものがある?

自分が知っているタバコの害はこんなものだ

  • 強い依存性がある
  • ガンになりやすくなる
  • 健康に悪い
  • 肺が汚くなってなんかやばい

具体的にタバコのどんな成分がどんな風に体に影響を与えるということは知らないけど、とりあえず良いイメージはない。だが、だからこそそれが本当にそうなのかということをこの記事では調べていく。

WHOからのたばこの危険性についての警告

まあまずは世界保健機関であるWHOがなんと言っているかでしょう。WHO出しているであろうこの文書を見るともうあかんわ。タバコに害あることはもう一目瞭然だ。もはやこれでもうこの記事終わっていいんじゃないかというぐらい危険性がわかった。

WHO 2011年世界のたばこの流行に関する報告

日本ではタバコのパッケージはかっこいいものが多いけど、外国のものだとタバコの害を示すパッケージをしているものなんかもあって中々強力だね。
まあ、もうタバコには害があることはわかったよ。だけど、もうちょっと調べていこうじゃん。

タバコに害は本当にあるの?

興味深い記事もありますね。

厚労省調査を疑え! いい加減なデータに基づく副流煙害

報告のきっかけとなった有名な平山論文(論文と呼べるものかどうか怪しいが)では、タバコを吸う夫とともに生活をしていた40才以上の「タバコを吸わない妻」約9200人を調査し、そのうちの174人が肺がんで死んでいるので、「タバコを吸う人と一緒に生活していた妻は肺がんになる」という結論を出しています。

 この場合は、「タバコを吸っていた夫とともに生活し、肺がんで死んだ妻」は、530人に1人という低率です。530人のうち1人が肺がんで死んだという事実を正直に表現すると、「夫が喫煙者でも肺がんにはならない。極めて希に肺がんになる妻もいるが、あまりにその割合が低いので、他の原因も考えられる」とするべきでしょう。

 というのは、肺がんの原因は、タバコの他に、排気ガス、空気の汚れ、核実験の放射性降下物、台所や家の中のほこり、農薬や殺虫剤の粉など多種類があるからです。これらの発ガン率の範囲に入ります。

 科学としてこの調査を見ると、「タバコ以外の要因」をまったく無視しています。

肺がんになった理由が果たして本当にタバコなのか?という疑問が湧いてしまう。

論文からタバコとガンの関係を見てみる

タバコに害があるのかという論文あるかなーって見ていたんだけど、もはやタバコには健康被害があることが前提となっていて、健康被害があるのかどうか?みたいな論文は日本のものあんまり見つからんな。

タバコと喉頭癌との関係

この論文はタバ コと喉頭癌との相関について,臨床腫瘍学の立場から述べられている。

海外のものもいくつか見たけど、やっぱりタバコはガンにつながる可能性が示されている。

Tobacco smoking and cancer: A meta‐analysis

Tobacco Smoke Carcinogens and Lung Cancer

Tobacco and Cancer: Recent Epidemiological Evidence

喫煙率と肺がんの関係

喫煙率と肺がん死亡数の推移って知っていますか?

喫煙率は下がっているのに、肺がんの死亡率は上がっているんです。これなんか不思議ですよね。まるで、タバコは吸わないほうが肺がんになるんじゃないかと思わせてしまうようなグラフです。

こちらの記事を見てほしい。

1. 喫煙率が下がっているのに肺がんが増えているのは、なぜ?

がんというものは高齢になると増えます。したがって人口が高齢化するだけでも、がんは増えます。日本は現在急激に高齢化が起きており、それだけでも肺がんは増えていきます。そこで、本当に肺がんが増えているのかを比較するには、年齢構成を補正した肺がん年齢調整死亡率 (人口10万対)というものが使用されます。

 肺がんに限らず、がんが増えてきているのか減っているかとの論議をするには、疫学的には年齢調整死亡率で比較しています。

 高齢化を考慮するとグラフ2となります。つまり1996年をピークに肺がんは減少に転じているのです。これは、喫煙率が減った影響が出てきていると考えられるのです。

 
タバコの害は論文でも書かれているし、このグラフが正確なんじゃないかなと思う。

タバコと肺がん死亡率なんて出されるとその要因だけに目がいってしまいがちだけど、そこだけに目をつけるんじゃなくて他の要因も考えないとダメですね。

まとめ

いくつか情報を見てみたけど、どうにもタバコはやっぱり害があるようにしか思えない。タバコは吸わない方が良い。